夜になると屋根裏から足音がする、天井に見慣れない染みがある。このようなとき、ハクビシンではないかと思っても、川崎市がどこまで対応するのか、自宅の修理は誰に頼むのか迷いますよね。
川崎市には、ハクビシンなどによる生活環境被害への捕獲支援があります。ただし、侵入口の修理や再発防止工事まで含む制度ではありません。カワサキノオトのみさママが、市への相談と民間業者への依頼をどう分けるかお伝えします。

市の支援と家の工事は分けて考えたいですね
屋根裏の物音だけでハクビシンと決めつけない
屋根裏の足音や天井の染みは、野生動物が入り込んだ可能性を考えるきっかけになります。ただし、音の大きさや活動する時間だけでは、ハクビシン、アライグマ、ネズミなどの種類を正確に見分けられません。
姿を見ていない段階では「ハクビシンらしい動物」として扱い、音が聞こえる場所や時間、外から見える隙間などを記録しておくと相談しやすくなります。屋根へ上がったり、天井裏へ無理に入ったりする必要はありません。
川崎市で生活被害を相談する窓口は動物愛護センター
川崎市は、ハクビシンによる居住宅への侵入など、生活環境被害が生じている場合の相談先として動物愛護センターを案内しています。市役所のどこへ伝えるか迷ったら、まず同センターへ被害状況を説明すると動きやすいですよ。
相談時には、動物を見た日時と場所、屋根裏で音がする時間、庭の果実や鑑賞魚への被害などを伝えます。動物愛護センターの電話番号は044-589-7137です。制度や受付の最新情報は、市の公式ページでも確かめてください。
川崎市の捕獲支援は対象と範囲を確かめて利用する
川崎市の案内では、ハクビシンなどによる住宅への侵入や庭での捕食といった生活環境被害がある場合、委託業者が庭先へ檻を設置したり、手捕りで駆除したりする対応が示されています。
これは市職員が住宅全体を調査し、すべての害獣対策工事を行うという意味ではありません。実際に支援を受けられるか、設置場所や被害状況が対象になるかは、動物愛護センターへ相談した時点で確かめる必要があります。
川崎市には対象限定の捕獲支援があります。市は何もしてくれないと決めつけず、まず利用条件を聞いておくと、その後に必要な住宅側の対策も考えやすくなります。
市の捕獲支援と住宅の修理は役割が異なる
捕獲によって屋内や庭にいる動物へ対応できても、侵入口が残っていれば、同じ個体や別の動物が再び入り込む可能性があります。捕獲への支援と、屋根や外壁など建物側の施工は分けて考えましょう。
相談先を選ぶときは、どちらが優れているかではなく、今必要なのが捕獲への支援なのか、建物の調査や補修なのかを見ます。それぞれの主な役割は次のように異なります。
- 川崎市の窓口
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生活環境被害の相談、捕獲支援の対象確認、捕獲許可の手続きに関する相談を受け付けています。
- 住宅側の対策
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屋根裏や外壁の調査、追い出し、侵入口の封鎖などは、必要に応じて民間業者や工務店へ相談する範囲です。
市の支援を利用できる場合でも、その後の清掃や建物補修まで含まれるとは限りません。捕獲後に必要となる作業と費用の負担先は、市への相談時と民間業者の見積もり時にそれぞれ確かめておきましょう。
川崎市で建物側の害獣対策を相談したい方へ
屋根裏の調査から侵入口の封鎖まで相談できます
ハウスプロテクトでは、屋根裏・床下・壁などを現地調査し、被害状況に応じた駆除計画と見積もりを案内しています。
- 川崎市を含む神奈川県が対応エリア
- 現地調査・見積もり・出張費は0円
- 駆除だけでなく侵入口の封鎖も相談できる
行政の相談後に、建物の調査や再侵入対策まで必要な場合に相談できます
見積もり内容を確認し、納得したうえで契約を検討できます
施工料金や保証期間は、被害状況・築年数・施工内容などによって異なります。現地調査時に適用条件をご確認ください。
自分で捕獲器を置く前に許可の要否を確かめる
野生鳥獣の捕獲は法令により原則禁止されており、ハクビシンも川崎市の捕獲許可制度の対象です。被害があるからといって、市への相談や必要な手続きをせず、自己判断で檻を設置して捕まえてよいわけではありません。
川崎市は、一定の要件を満たす場合に許可を受けて捕獲できると案内しています。申請書類の提出後、許可証などの交付までには1週間程度かかるとされているため、捕獲を考える段階で動物愛護センターへ相談してください。
捕獲を民間業者へ依頼する場合も、誰が許可を申請するのか、必要な手続きが済んでいるかを確かめます。追い出しと捕獲では扱いが異なる場合があるため、作業名だけで判断せず、実際に行う方法を聞く必要があります。
追い出す前に屋根裏と侵入口の状況を調べる
神奈川県は、屋根裏へ侵入したハクビシンなどへの対策として、侵入口の特定、追い出しまたは許可を受けた捕獲、侵入口の封鎖、誘引物の除去という流れを案内しています。
軒下、戸袋、基礎部分などは侵入経路になり得ますが、高い場所や狭い屋根裏を自分で調べるのは危険です。外から安全に見える範囲だけを確認し、必要なら写真を撮って、調査する人へ状況を伝える程度なら無理がありません。
動物が建物内に残っている状態で隙間を塞ぐと、閉じ込めてしまうおそれがあります。子どもの個体が残っていないかも含め、追い出しや捕獲が済んだことを確かめてから封鎖する順序が欠かせません。
民間業者は建物側の対策が必要な場面で検討する
天井裏の状態が分からない、侵入口が高所にある、複数の隙間が疑われるといった場合は、民間業者への相談を検討できます。捕獲だけではなく、建物を調べて再侵入を防ぐ施工が必要かを見てもらうためです。
害獣プロテックの案内では、ハクビシンを対応害獣に含め、神奈川県を対応地域として掲載しています。現地調査では屋根裏、床下、壁の状況を確認し、追い出しや侵入経路の封鎖などを提案するとしています。
ただし、川崎市内の個別の住所で対応できるか、市の捕獲支援と組み合わせられるか、捕獲のみでも依頼できるかは掲載内容だけでは分かりません。相談時に住所と希望する作業を伝えて確かめてください。
現地調査から見積もりまでに見ておきたい範囲
民間業者へ相談するときは、動物を取り除く作業だけでなく、その後に住まいをどう戻すかまで見積もりに含まれているかを確かめます。作業の順序に沿って質問すると、必要な範囲が抜けにくくなります。
物音の場所や時間、目で確認できる染みや隙間を伝えます。
屋根裏、床下、壁、建物外周のどこまで見るのかを聞きます。
追い出し、捕獲、清掃、消毒、封鎖の有無と費用を見ます。
見積書では、侵入口を何か所塞ぐのか、どの材料を使うのか、追加費用が発生する条件も見ておきます。賃貸住宅や集合住宅なら、施工を決める前に所有者や管理会社への連絡が必要か確かめましょう。
無料の範囲と保証条件は契約前に確かめる
害獣プロテックの案内には、相談、現地調査、見積もり、出張費が0円と掲載されています。一方で、実際の駆除費用や川崎市での施工金額は示されていないため、調査後の見積書で確かめる必要があります。
契約を決める前には、無料になる範囲と有料作業へ移る時点を書面で見られると分かりやすいです。特に次の項目は、口頭の説明だけで済ませず内容を残してもらいましょう。
- 無料調査に含まれる場所と作業
- 駆除と侵入口封鎖それぞれの費用
- 追加作業が必要になる条件
- 保証の対象箇所と適用条件
- 契約後の支払い時期と方法
同サービスは最長10年の破損保証を掲げていますが、保証には条件があるとも明記しています。保証年数だけでなく対象箇所まで確かめると、再び物音がした場合に、点検や補修を依頼できる範囲が分かります。
市への相談と住宅対策を分けて動けば迷いにくい
よくある行き違いは、市の捕獲支援を利用すれば、侵入口の修理や屋根裏の清掃まで無料で終わると思ってしまうことです。捕獲の対象や方法を市へ聞き、建物側に残る作業は別に洗い出す必要があります。
また、けがをした野生動物の保護と、住宅へ侵入したハクビシンへの被害対策は同じ窓口対応ではありません。川崎市ではハクビシンを傷病野生鳥獣の受け入れ対象外としており、生活被害と捕獲の相談は動物愛護センターが窓口です。
まず安全な範囲で状況を記録し、川崎市の捕獲支援に該当するかを尋ねます。そのうえで、屋根裏の調査や侵入口封鎖が必要なら民間業者へ見積もりを依頼すると、それぞれに頼む内容を混同せずに進められます。













