川崎市の空き家で庭木を伐採したいときの市への相談と作業依頼

川崎市にある実家が空き家になり、市外から庭木を管理していると、枝や雑草の様子が気になりますよね。市へ相談できる範囲と、所有者が手配する作業は分けて考える必要があります。

『カワサキノオト』のライター、みさママです。現地へ頻繁に行けない場合は、立ち会いの要否、作業する範囲、完了後の確かめ方を決めておくと、依頼の話を進めやすくなります。

遠くにいると、庭の様子が分からないのが気になりますよね

目次

実家の庭木を依頼する前に所有・管理関係を確かめる

まず確かめたいのは、誰が作業を依頼できるかです。自分の所有する空き家なら話を進めやすい一方、親名義の実家や相続手続き中の家では、家族の間でも認識が違う場合があります。業者へ住所を伝える前に、所有者と管理を任されている人を確かめておきましょう。

共有名義などで依頼する権限がはっきりしない場合は、伐採の範囲を決める前に所有・管理関係を確かめます。木を残したい人がいる可能性もあるため、庭全体を任せるつもりなのか、道路側の枝だけを切りたいのかも、関係する人とすり合わせておくと行き違いを減らせます。

枝と雑草の様子は場所ごとに分けて把握する

現地へ行きにくいときは、手元にある最近の写真や、管理を頼んでいる人からの連絡を見直し、気になる場所を分けて書き出します。玄関までの通路、隣地との境、道路に面した部分では、必要な作業が違うかもしれません。写真が古い場合は、現在も同じ状態だと決めつけないことが大切です。

庭木を根元から切る伐採、伸びた枝を切る剪定、地面の雑草を刈る作業は別の内容です。「庭をきれいにしたい」だけでは見積もりの対象が伝わりにくいため、残したい木と手を入れたい場所を分けて伝えます。写真だけで木の傷みや現地の危険度を断定せず、作業方法は現地を確かめた人と相談してください。

隣地や道路へ伸びた枝は境界の位置も伝える

枝が隣の敷地や道路側へ伸びているなら、その場所を依頼先へ具体的に伝えます。どの木から伸びているか、塀や電線が近いかも、見積もりの際に確認したい情報です。ただし、遠くから見た写真だけでは境界や作業時の条件まで分からないことがあります。現地で確かめる範囲を相談しましょう。

川崎市は、私有地の樹木や草木を土地所有者の管理物と案内しています。道路への張り出しで通行に支障がある場合は、道路公園センターへの相談を案内していますが、市がその私有地の木を剪定・伐採するという意味ではありません。隣地への越境についても、相手方との関係を含めて慎重に進めたいところです。

川崎市の空き家相談で聞ける範囲

空き家の管理をどう続けるか迷う場合、川崎市の「すまいの相談窓口」があります。市内の空き家を所有する本人や家族などから相談を受け、管理や利活用、売却などについて情報を提供する窓口です。相談内容に応じて専門家団体が対応する場合もあります。相談できる内容や費用の範囲は、利用時に確かめてください。

この窓口は、庭木を切る作業そのものを市が引き受ける窓口ではありません。今後の空き家管理も含めて相談したいのか、すでに切る木を決めて作業を頼みたいのかで、次の動きが変わります。市の相談先を利用しつつ、具体的な伐採や草刈りは、依頼条件を確かめて手配する形になります。

現地に立ち会えない場合は対応条件を最初に聞く

遠方からの依頼では、見積もりと作業のそれぞれで立ち会いが必要かを聞きます。伐採グループは、実家が遠い人や空き家の所有者に向けて、立ち会いなしの作業を案内しています。ただし、エリアや加盟店によって対応できない場合があるとも明記しています。川崎市内の住所なら必ず利用できる、という案内ではありません。

問い合わせる際は対象住所で立ち会いなしにできる条件を確かめたいですね。本人確認の方法や、敷地へ入るために必要な手配も合わせて聞きます。現地で初めて分かる作業があった場合に、誰へ連絡し、了承を得るまでどこで作業を止めるかも決めておくと無理がありません。

現地見積もりまでは住所と希望範囲を具体的に伝える

最初の連絡では、川崎市内の住所と連絡のつく時間帯に加え、伐採したい木の本数や、草刈りを希望する場所を伝えます。写真があれば場所を示す助けになりますが、それだけで作業内容や金額が確定するとは限りません。敷地へ入れる場所、車を止められる場所なども、分かる範囲で共有すると話が進みます。

遠方から話を進めるときは、連絡と承諾の順番を決めておくと便利です。見積もりに含まれる作業と、現地で追加の作業が必要になった場合の扱いを、着手前に確かめます。見積もり時にも立ち会えないなら、現地で分かった内容をどの方法で受け取り、いつ返答するかまで相談しておきましょう。

STEP
住所と希望する作業を伝える

木の場所と草刈りの範囲を、写真があれば添えて伝えます。

STEP
現地確認の方法を決める

立ち会いの要否と敷地への入り方を確かめます。

STEP
見積もりを受けて承諾する

作業範囲と費用を見てから、着手する内容を決めます。

見積もりの段階で、希望した作業がすべて含まれているかを見直します。木を切る作業だけでなく、切った枝や刈った草をどうするかによって、完了後の庭の状態は変わります。離れた場所から依頼するほど、作業後に何が残るかを具体的に聞いておきたいところです。

刈り草と枝の搬出まで作業範囲に入れるか決める

伐採グループの案内には、樹木の伐採や草刈り、伐採した樹木の処分が掲載されています。ただし、個別の見積もりで何が含まれるかは確かめる必要があります。木を切った後の枝、草刈り後の草、もともと庭に置いてあった物を、それぞれ誰がどう扱うか分けて伝えましょう。

見積書では、対象の木と本数、剪定か伐採か、雑草を刈る場所、搬出する物を読み合わせます。枝や刈り草の搬出が費用に含まれるかも、契約前に聞いておきたい点です。庭に残してよい物がある場合は、それも伝えると、作業後の認識がずれにくくなります。

作業範囲を伝えるときは、場所と作業を組にして書くと分かりやすくなります。例えば「道路側の木は枝を切る」「裏庭の雑草は刈って搬出する」という形です。どちらも同じ庭の作業ですが、希望する仕上がりは異なります。

庭木

切る木の場所と本数、剪定か伐採かを伝えます。

雑草

草刈りを希望する範囲と、刈った草の扱いを決めます。

搬出

枝や草を持ち帰る範囲と、庭に残す物を確かめます。

依頼内容が決まったら、同じ内容が見積書や作業前の連絡にも反映されているか見ておきます。現地で別の木にも手を入れる必要が分かった場合の連絡方法まで決めておけば、立ち会えない日でも承諾していない作業との区別がつきます。

作業後は写真と報告で完了した範囲を確かめる

現地に戻る予定がすぐにないなら、完了後の報告方法も作業前に相談します。作業前後の写真を提供してもらえるか、道路側や隣地側など見たい場所を撮ってもらえるかは、依頼先ごとの対応を確かめてください。写真の提供を事前に取り決めていなければ、必ず届くものとして予定を立てないほうがよいでしょう。

報告を受けたら、切る予定だった木、残す予定だった木、草刈りの範囲、搬出の有無を見積もりと照らし合わせます。写真に写っていない場所があれば、追加で状態を尋ねられるか確認しましょう。写真だけで木の内部の状態まで分かるわけではありませんが、取り決めた作業の完了を確かめる材料になります。

市の窓口は空き家の管理について相談できますが、私有地の庭木を代わりに伐採するものではありません。民間へ頼む場合は、対象住所で立ち会いなしにできるか、作業範囲と搬出をどう決めるか、完了をどう報告してもらうかを一続きで相談できます。

契約前に鍵と近隣への連絡方法を決める

門が閉まっている家や、敷地への入り方に条件がある家では、鍵を渡す必要があるか、誰が開けるかを事前に決めます。鍵の受け渡し方法や返却方法を、サービス側がどこまで対応できるかは個別に確認してください。道路から庭が見えるからといって、敷地内にもそのまま入れるとは限りません。

作業車を置く場所や、枝の搬出で使う通路が隣家の近くになる場合もあります。近隣への連絡が必要か、必要なら誰が、いつ、どの範囲へ伝えるかを相談しましょう。依頼先が必ず代わりに連絡してくれると決めつけず、所有者側で対応する部分も明らかにしておくと行き違いを防げます。

契約前には、次の内容を手元に残る形で確かめると、作業当日と完了後に同じ内容を見返せます。立ち会えない場合ほど、口頭だけで済ませず、見積書やメッセージに希望を反映してもらえるか聞いておきたいですね。

  • 見積もりと作業の立ち会い条件
  • 鍵の受け渡しと敷地への入り方
  • 作業範囲と枝・草の搬出
  • 近隣への連絡を担当する人
  • 完了写真と報告を受け取る方法

どれか一つでも依頼先の対応が合わなければ、現地へ行ける日に作業日を合わせる方法もあります。無理に立ち会いなしで進める必要はありません。鍵を預けたくない場合や、切る木を現地で見ながら決めたい場合は、その希望を最初に伝えましょう。

遠方からの庭木管理は次の作業まで見通しておく

今回の伐採や草刈りが終わっても、空き家の庭の管理は続きます。再び伸びやすい場所がどこか、次に現地の様子を確かめられるのはいつかを考えておくと、今回の依頼範囲も決めやすくなります。庭全体を一度に変える必要はなく、まず道路側など気になる場所から相談する方法もあります。

川崎市の実家へ頻繁に行けないなら、所有・管理関係を確かめ、今の庭の様子を伝えたうえで、立ち会いと完了報告の条件を決めていくと無理がありません。市には空き家管理の相談先があり、実際の庭木の作業は依頼先と範囲を取り決めて進めます。みなさんの行ける頻度に合う方法を選んでください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

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この記事を書いた人

「カワサキノオト」みさママ

川崎市在住のみさママです。地域情報メディア『カワサキノオト』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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