古い建物を改修したり解体したりするとき、気になるのがアスベストの調査費や工事費です。補助だけでなく、実際にどこへ調査を頼めるのかまで分からないと動きにくいですよね。
川崎市の地域メディア『カワサキノオト』のライター、みさママです。わたしは費用を見る前に、まず市へ相談する時期と、依頼先が何をしてくれる会社なのかを見るようにしています。
ここでは補助対象や法定調査との違いに加え、川崎市周辺で相談できる実在の事業者を3つ紹介します。調査、分析、除去のどこを頼みたいかで見てみると分かりやすいです。
調査と除去では補助の対象が違います
川崎市では、吹付けアスベストの含有調査と、除去・封じ込め・囲い込みについて補助制度が案内されています。ただし、同じ建物なら両方とも対象になるわけではありません。
先に見ておきたいのは、調査の補助と除去の補助は別々に条件を見ることです。依頼先を探す前に、ここを分けて考えると話が追いやすくなります。
- 含有調査
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吹付け材にアスベストが含まれるかを資格者や分析機関を通して確認する段階です。
- 除去等
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含有が確認された吹付け材を除去、封じ込め、囲い込みする工事が対象になる場合があります。
対象になる建物は先に条件を見ます
川崎市の含有調査補助は、市内の古い建物ならすべて使える制度ではありません。建築確認や着工の時期、所有関係、過去の補助利用など複数の条件があります。
公式案内では、平成18年9月30日以前に建築確認を得て着工したことなどが示されています。築年数だけで対象と決めないことが大切なところです。
- 建築確認や着工の時期
- 建物を所有している人や団体
- 過去の補助利用の有無
- 吹付け材が施工されている場所
対象となる石綿建材は限られています
アスベストという名前だけを見ると、石綿を含む建材は全部同じ制度に見えてしまいます。川崎市の補助で中心になるのは、飛散のおそれが高い吹付け材です。
吹付けアスベストやアスベスト含有吹付けロックウールなどが対象として案内されています。屋根材や床材などまで、同じ補助の対象になるとは限りません。

建材の見た目だけで決めないほうが安心です
わたしも制度ページを見たとき、法令で調べる石綿建材と補助対象が同じ話に見え、ここで一度止まりました。名前が似ていても範囲は別なんですよね。
川崎周辺で相談できる事業者を3つ紹介
実際に依頼先を探すなら、調査だけなのか、分析までなのか、除去まで頼みたいのかで候補が変わります。川崎市と近隣で公式情報を確認できた3社を比べました。
| 名称 | 向いている相談 |
|---|---|
| ThreePeace | 調査から除去、廃棄まで相談したい |
| ベスター | 採取と分析を依頼したい |
| イーストゲート | 分析費用を抑えて調べたい |
料金だけで決めるより、補助申請に必要な調査か、解体・改修の事前調査かを伝えて相談するほうがわたしには分かりやすく感じます。
ThreePeaceは一貫対応を相談できます
株式会社ThreePeaceは川崎区浅野町にあり、アスベスト調査、分析、除去、産業廃棄物の処理まで扱う会社です。一つの会社へまとめて相談したい場合に候補になります。
- 名称
-
株式会社ThreePeace
- 特徴
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調査、分析、除去、廃棄物処理まで一貫して相談できます。
- 料金目安
-
調査は最低限の提出書類を含む内容で44,000円からと案内されています。
- アクセス・利用方法
-
川崎市川崎区浅野町2-1。電話や公式サイトから相談できます。
- 公式サイト
-
https://three-peace.jp/
小規模なレベル3建材などでは、除去・処分・書類作成を含む例として税別35万円からの案内もあります。実際の金額は建材や施工範囲で変わるため見積もりが必要です。
ベスターは採取と分析を頼みやすいです
株式会社ベスターの横浜分析センターは、アスベスト分析に加え、現地での採取と分析をまとめたプランがあります。川崎市から分析先を探すときにも検討しやすい距離です。
- 名称
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株式会社ベスター横浜分析センター
- 特徴
-
分析のみのほか、専門スタッフによる採取と分析も依頼できます。
- 料金目安
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分析のみは税別20,000円から、採取・分析は税別50,000円からです。
- アクセス・利用方法
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横浜市中区蓬莱町2-6-14。採取依頼は事前相談から利用できます。
- 公式サイト
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https://bestar7.jp/collect/
検体の郵送受付もありますが、建材を自分で削って採取する前提にはしないほうが安心です。採取が必要なら、採取を含むプランについて相談できます。
イーストゲートは分析料金が明確です
横浜市港南区のイーストゲートは、アスベスト分析と除去工事を扱う会社です。分析ページでは納期別の料金が公開され、費用感を先に確認しやすくなっています。
- 名称
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イーストゲート株式会社
- 特徴
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分析料金と納期が公開され、採取を含むプランも用意されています。
- 料金目安
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通常分析は税別10,000円から、採取ありは税別30,000円からです。
- アクセス・利用方法
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横浜市港南区港南台5-5-1。公式サイトから見積もりを依頼できます。
- 公式サイト
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https://lp.east-gate.co.jp/
スタンダードのほか、短い納期のプランもあります。工事予定が決まっている場合は、必要な報告書と納期まで伝えて見積もりを取ると話が進みやすいです。
法定の事前調査と補助申請は別の手続きです
解体や改修では、補助制度とは別に石綿の事前調査が関係します。一定の工事では資格を持つ調査者による確認や、調査結果の行政への報告が必要になります。
補助を使わない工事ならアスベスト調査も不要、という関係ではありません。ここは事業者へ相談するときにも分けて伝えたいところです。
わたしなら「法令上必要な調査」と「川崎市の補助を使うための相談」を別々にメモします。そのほうが、何を先に聞くのか迷いにくいと感じています。
契約前と工事前に申請時期を確認します
川崎市の補助を考えているなら、業者を探すことと正式に契約することは分けて考えます。市の公式案内では、申請前に事前相談を行う流れが設けられています。
建築時期や吹付け材の場所が分かりそうな資料を手元で確認します。
補助対象の可能性と、申請に必要となる書類や時期を確認します。
調査、分析、除去のどこまで必要なのかを伝えて見積もりを確認します。
交付決定前の契約や着手が対象外になる場合があります。事業者が決まっても、正式契約へ進む前に市へ確認しておくと無理がありません。
今日できるのは建物資料を一つ出すことです
今日動くなら、まず建築確認関係の書類や図面など、建物の時期が分かりそうな資料を一つだけ手元に出してみるのが始めやすいと思います。
わたしは料金表を見るとすぐ業者を決めたくなりますが、アスベストでは市への相談が先になることもあります。順番だけ確認できると、気持ちにも少し余裕ができます。
今すぐ工事を決めなくても大丈夫です。まず建物の資料を一つ見つけ、川崎市へ相談するときに聞きたいことを一行だけメモしてみてくださいね。













