シルバーカーの購入費を少しでも抑えられないか調べると、「歩行器」「福祉用具」という言葉も出てきます。似て見えても、公的制度では同じ扱いとは限らないので、ここで迷いやすいんですよね。
川崎市の地域メディア『カワサキノオト』のライター、みさママです。わたしは制度を調べるとき、まず商品名より「制度上は何の用具なのか」で一度立ち止まるようにしています。
この記事では、シルバーカーと歩行器の違いから、介護保険、川崎市の制度確認、購入前に聞いておきたい内容まで順に見ていきます。
シルバーカーと歩行器は同じ扱いではない
店頭ではシルバーカー、歩行車、歩行器など似た名前の商品が並びます。ただし、売り場での呼び方と介護保険などの制度上の区分は同じとは限りません。ここは混同しやすいところ。
- シルバーカー
-
一般の商品名として使われる呼び方で、制度上の歩行器と一致するとは限りません。
厚生労働省の介護保険では「歩行器」が福祉用具の対象種目に含まれます。一方、一般にシルバーカーと呼ばれる商品が、そのまま制度上の歩行器に当たるとは限りません。
わたしも最初は名前が似ていれば同じ制度で見られると思いがちでした。でも、制度を探すなら商品の呼び名だけで決めないほうが話が早い、と感じています。
購入補助を探す前に用具区分を確かめる
購入費の制度を探すときは、先に使いたい商品の正式な商品名や型番を確認しておくと話が進みやすいです。販売店の商品ページや説明書だけでも見ておくと安心。
- 商品名と型番を控える
- 制度上の用具区分を確認する
- 購入前に対象可否を聞く
そのうえで、介護保険上の歩行器なのか、別の商品区分なのかを確認します。商品名と制度上の用具区分は分けて見る。わたしならここを先に見ます。
介護保険では貸与と購入の扱いが分かれる
介護保険では、歩行器や歩行補助つえは福祉用具貸与の対象種目に含まれています。また、2024年4月から一部の歩行器などは、条件に応じて貸与と購入を選べる仕組みになりました。
ただし、選択制の購入対象となる歩行器は「歩行車を除く」とされています。車輪付きの商品だから同じ制度だろう、と商品名だけで決められない理由がここにあります。
川崎市も福祉用具の貸与や販売の可否について、テクノエイド協会の判定に準拠すると案内しています。制度利用を考えるなら、個別の商品確認まで必要なんですよね。
川崎市独自の制度は公式ページから探す
川崎市の公式サイトには、介護保険の福祉用具購入費や貸与に関する案内があります。ただ、「シルバーカー補助」という名前の制度だけを探すと、必要な情報に届かないことがあります。
高齢者向けの給付と、障害福祉の補装具制度も別です。川崎市の補装具制度には歩行器や歩行補助つえがありますが、対象者や他制度との関係が決められています。
購入と貸与では確認する内容が変わってくる
貸与はレンタルとして利用する仕組みで、購入は対象品を買った費用について保険給付を受ける仕組みです。介護保険では、用具によって貸与だけ、購入だけ、選択できるものがあります。

わたしなら、買う前に一度ここで止まります
「歩くための道具だから購入補助だろう」と思って調べ始めると、ここで一度止まります。同じ用途でも制度上の扱いは商品ごとに異なるためです。
医療事務の仕事でも、似た言葉ほど制度名を確かめてから話す場面があります。家に帰ってから家族と見直すときも、商品名と制度名を別々にメモするほうがわたしには合っています。
対象者の条件は制度ごとに読み分けたい
介護保険の福祉用具購入費は、要支援や要介護の認定など対象条件があります。川崎市の案内でも、認定申請前に対象用具を購入した場合は保険給付の対象外とされています。
一方、障害福祉の補装具制度には別の対象要件があります。年齢だけで判断できる制度ではないため、「高齢者なら使える制度」と一括りにしないことが大切です。
購入前の確認が必要になる場面を知っておく
購入後に申請すればよいと思ってしまうと、制度によっては間に合わないことがあります。川崎市の介護保険福祉用具購入費では、少なくとも認定申請前の購入は対象外と明記されています。
販売店の表示や説明書から、相談時に伝えられる情報を手元に残します。
制度を使える可能性があるなら、購入前に商品名、型番、販売店、利用を考えている制度を伝えて確認する流れなら無理がありません。先に買わず、一度聞くくらいで十分です。
対象製品が決まっている制度にも注意したい
公的制度では、「歩行器」という名称だけで何でも対象になるわけではありません。介護保険の販売対象では一部の歩行器が対象となり、厚生労働省は歩行車を除くと示しています。
川崎市は福祉用具の個別の貸与や販売可否について、テクノエイド協会の情報で確認するよう案内しています。通販で見つけた商品でも、対象製品かは別に見る必要があります。
迷ったら商品名を控えて公式窓口へ聞いてみる
制度のページを読んでも、自分が見ている商品に当てはまるか分からないことはあります。そんなときは、制度名だけで答えを出そうとしなくても大丈夫だとわたしは感じています。
わたしは、買い物でも制度でも「あとで確認できる材料」があると動きやすいと感じています。家族と話すときも、商品が特定できるだけで会話がずっとしやすいんですよね。
今日できる一歩なら、気になっているシルバーカーの商品名と型番を一つだけメモに残すことです。そのメモがあれば、川崎市の窓口へ相談するときも話を始めやすくなります。購入前の迷いを少し軽くして、家で見直す余裕を持つために、まずは一枚だけ残してみてくださいね。













