川崎市の庭木の伐根で迷ったら|切り株と周囲の舗装から考える

庭木を切った後に切り株が残ると、「根も抜いておくべき?」と迷いますよね。木を切る伐採と、切り株や根を取り除く伐根は別の作業です。残すかどうかは、その場所を今後どう使うかで考えたいところです。

川崎市の地域メディア『カワサキノオト』の、みさママです。庭を植栽のまま使うのか、駐車場などに変えるのかによって、頼みたい作業は変わります。現地見積もりでは、伐根に加えて整地や搬出をどこまで含めるか見ておきましょう。

切り株の後をどう使うかで、頼みたい作業も変わりますね

目次

木を切る伐採と、根を取り除く伐根は別の作業

伐採は地上にある幹や枝を切る作業で、伐根は残った切り株や地中の根を取り除く作業です。以前に木を切っていても、地面に切り株があれば伐根は終わっていません。ただし、切り株がある場所すべてで、根まで撤去する必要があるわけではありません。

「庭木を切った費用を払ったから、根の撤去も含まれているはず」とは考えず、前回の作業明細を見てみましょう。これから伐採を頼む場合も、切り株を残すか、伐根まで頼むかを分けて伝えると、見積もりの範囲が分かりやすくなります。

切り株を残すなら、庭での動きやすさを見る

植栽を続ける場所で、切り株が普段の動線を妨げないなら、すぐに伐根しない方法もあります。一方、通路や庭の作業場所に重なると、歩くときや物を運ぶときに気になるかもしれません。根の撤去を決める前に、切り株の位置と今の使い方を見ておくと無理がありません。

川崎市は街路樹の切り株について、周囲の舗装や道路施設への影響を考え、撤去時期を見極める考え方を示しています。これは市が管理する街路樹の説明で、私有地の庭木に同じ方法を当てはめるものではありません。舗装の近くでは、撤去に伴う影響を現地で確かめたいですね。

撤去後の使い道によって、必要な仕上がりが変わる

切り株のあった場所に花を植えるのか、通路を作るのか、駐車場として使うのかを考えてみましょう。伐根後の土地の使い道が決まると、根を取り除く範囲に加え、土の補充や地面の仕上げについても具体的に相談できます。

見た目が平らになれば十分な場所と、その後に舗装や設備の工事をする場所では、求める状態が違います。後の工事を予定しているなら、工事を担う人にも必要な範囲を確かめましょう。伐根を頼む人だけで、次の工事に適した地面になると決めないほうが確実です。

私有地の作業は、所有者と敷地の範囲を確かめる

自宅の庭でも、まず切り株が自分の管理する敷地内にあるか確かめます。借家や共同住宅、親族が所有する土地なら、依頼前に所有者や管理者との取り決めも必要です。境界に近い木の根がどこまで伸びているかを、地上からの見た目だけで決めつけないようにしましょう。

川崎市は、近隣の空家から越境した樹木について、市が伐採することはできない一方、空家の管理状況に応じた相談や所有者への働きかけを案内しています。これは近隣の空家に関する制度です。自分の庭の通常の伐根を市に依頼する手続きとは分けて考えます。

また、市内でも地域森林計画対象民有林の樹木を伐採する場合には、別の届出制度があります。一般の庭の切り株へ一律に当てはめる制度ではありません。所有地が対象に当たるか分からない場合は、川崎市の森林担当へ土地の位置を伝えて確かめられます。

現地見積もりでは、木の位置と周囲の様子を伝える

依頼先には、切り株の本数とおおよその太さ、建物や塀からの距離、作業場所までの通り道を伝えましょう。写真があれば全体の位置関係も示せます。ただし、写真だけで地中の根の広がりや作業方法は決められません。現地では切り株と周囲を一緒に見てもらいます。

伝える内容を準備しておくと、見積もり時に「切り株をなくす」だけで話が終わりにくくなります。車を入れたい、植え直したいなど、撤去後の使い方も添えましょう。そこまでの作業を一社へ頼めるかは、現地で対応範囲を聞いてから決めれば十分です。

伐根・整地・搬出は、見積もりで別々に見る

伐根の見積もりでは、切り株と根をどこまで撤去するかに加え、掘った後の整地や、出た根・土の搬出を分けて見ます。伐採の料金にこれらが含まれるとは限りません。作業範囲と総額を書面で確かめると、依頼後の認識の違いを減らせます。

項目名だけでは、仕上がりまで読み取れないことがあります。地面をならすだけなのか、土を補うのか、舗装の復旧も必要なのかを、希望する使い方に合わせて聞いてみましょう。舗装や設備に関わる部分は、伐根とは別の工事になる可能性もあります。

見積もりを頼む前に、希望を次の三つに分けておくと伝えやすくなります。

伐根

切り株と根を、どの範囲まで取り除くか

整地

掘った後の穴を埋め、地面をどの状態にするか

搬出

取り出した根や土を、誰がどこまで運び出すか

伐採グループは、公式サイトで庭木一本からの伐採・伐根相談と、神奈川県への対応を案内しています。切り株を撤去したい場合は、希望する土地の使い方を伝え、伐根・整地・搬出の範囲と費用を現地見積もりで確かめられます。施工できる範囲や総額は、現地を見たうえでの回答を待ちましょう。

相談先を選ぶときは、同じ「伐根」という言葉でも、作業後にどの状態で引き渡されるかまで聞くと比較しやすくなります。次に、切り株の周囲で、現地確認が必要になりやすい場所を見ていきます。

舗装や配管に近い根は、位置を推測して掘らない

切り株が塀、建物の基礎、舗装、排水設備などに近い場合は、その位置を現地で伝えましょう。地上から見える設備だけで、配管の通り道や根の広がりは分かりません。「ここなら掘れる」と自分で決めず、作業できる範囲と、追加の確認が必要な場所を聞きます。

根を取れば舗装の不具合や排水の問題まで解消する、とも限りません。すでに舗装の浮きや設備の不具合があるなら、その状態も別に伝えます。伐根後の補修が必要か、誰に依頼するかは、状況を見てから相談するのがよさそうです。

狭い場所や搬出しにくい場所には追加の条件がある

門から切り株までの通路が狭い、段差がある、車を近くに止めにくいといった条件は、作業方法や搬出の手間に関わります。切り株が一本でも、木の太さだけでは費用を見積もれません。現地確認では、敷地への出入りから撤去した根の運び出しまで見てもらいましょう。

見積もりを受けるときは、作業が難しい場合に何が変わるかも聞いておきます。たとえば、使える道具や搬出方法が変わるなら、その分の費用が提示額に含まれているかを確かめられます。現地で分からない条件が残る場合は、その扱いも書面に残してもらうと明確です。

表示価格だけでは、伐根後までの総額は分からない

サービスの掲載価格に「○円から」とあっても、自宅の切り株を撤去する総額とは限りません。伐根の範囲、作業場所、整地、搬出など、何を含めた金額かで変わります。表示された最小額を予算の確定額とせず、希望する仕上がりに対する見積書を見ましょう。

金額を見る前後には、作業範囲も同じ順番で読み返すと分かりやすいですよ。

  • 切り株と根を取り除く範囲
  • 土の補充や地面の仕上がり
  • 根や土の搬出と処理
  • 追加作業が必要になった場合の扱い

見積書に書かれていない作業を「当然含まれる」と受け取らないようにします。反対に、不要な仕上げが入っているなら、その場所の使い方を伝えて相談できます。費用と作業後の状態を合わせて比べると、金額だけでは見えなかった違いにも気づけます。

根を残したまま次の工事をするなら、施工側にも伝える

駐車場の舗装や設備の設置を予定している場合、切り株を地表で見えなくするだけで進めてよいかは、工事内容によります。根を残す予定なら、その位置と、以前に木があったことを施工側へ伝えましょう。必要な撤去範囲を、伐根を頼む前にすり合わせられます。

工事の予定がまだ曖昧なら、切り株が今の暮らしを妨げているかと、将来その場所を使う可能性を分けて考えます。すぐに深く掘る作業を頼むより、予定が固まってから必要な仕上がりを伝えたほうが、依頼内容を決めやすい場合もあります。

依頼前に、使い道から作業後の状態までつなげる

切り株を残すか撤去するか迷ったら、今の使い方と今後の予定を書き出し、現地で相談する範囲を決めましょう。撤去を希望する場合も、根を抜いて終わりなのか、地面を整えて引き渡してほしいのかで話が変わります。順番に伝えると、必要な見積もりにつながります。

相談時の流れは、次のように考えると動きやすいですよ。

STEP
土地の使い道を決める

今の使い方と、予定している工事や植栽を伝えます。

STEP
現地で作業範囲を相談する

切り株の位置、周囲の設備、搬出経路を一緒に見てもらいます。

STEP
見積書と仕上がりを照らし合わせる

伐根、整地、搬出の範囲と総額を見てから依頼を決めます。

川崎市で庭木の伐根を頼むときは、切り株の大きさだけでなく、周囲の状況と撤去後の使い道を現地で伝えることが出発点です。根を残して使える場所なら、その選択も含めて考えられます。撤去するなら、希望する作業後の状態が見積書に表れているかまで見ておきましょう。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

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この記事を書いた人

「カワサキノオト」みさママ

川崎市在住のみさママです。地域情報メディア『カワサキノオト』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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