「うちの近くの避難所って、どこなんだろう」と思いながら、なんとなくそのままにしていることはありませんか。川崎市は7つの区にまたがる広い市域で、自分の区の避難所がどこなのかを把握しておくのは、意外と手間がかかります。
こんにちは。川崎市の地域メディア「カワサキノオト」でライターをしているみさママです。わたし自身、娘が小学校に入ったタイミングで「学校が避難所になるなら、どこに逃げればいいんだろう」と気になりはじめて、あらためて川崎市の公式情報を調べてみました。
この記事では、川崎市の指定避難所が何かを整理しつつ、区別に探すときの手がかりをお伝えします。あわせて、指定緊急避難場所との違いと、実際に災害が起きたときに開設状況をどう確認するかについても触れます。
指定避難所とはどんな場所のことか
指定避難所は、災害によって自宅に住めなくなってしまった場合などに、避難生活を送るための場所です。川崎市では、市内の市立小中学校などを指定避難所として定めています。
「指定避難所」という言葉を聞いても、「それって緊急のときに逃げる場所では」と思う方も多いようです。ただ、役割としては少し異なります。指定緊急避難場所との違いについては、後の項目で整理します。
指定緊急避難場所との違いを押さえる
この二つは名前が似ているので、混同しやすい部分です。川崎市の公式FAQでは、それぞれの役割をこう説明しています。
- 指定避難所
-
災害によって自宅に住めなくなった場合などに、避難生活を送る場所。川崎市では市立小中学校などが指定されています。
- 指定緊急避難場所
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切迫した災害の危険から一時的に逃れるための場所。洪水・地震・津波など、災害の種類ごとに指定されています。川崎市では市立小中学校や広域避難場所の中から指定されています。
同じ学校が両方に指定されているケースもありますが、役割はそれぞれ別です。「緊急に逃げる場所」と「しばらく生活する場所」として、分けて頭に入れておくと迷いにくくなります。
川崎市全域の指定避難所を区別に確認する方法
川崎市の指定避難所は、市が公開している一覧から確認できます。令和7年4月1日現在の情報として、指定避難所一覧のXLSXファイルと各区の防災マップPDFが川崎市防災マップのページに掲載されています。
一覧は川崎区・幸区・中原区・高津区・宮前区・多摩区・麻生区の7区分で構成されていて、施設名と所在地が確認できます。自分の区のページを直接探せる構成になっているので、全体を追わなくても絞り込みやすいつくりです。
区別に指定避難所を探すときの順番
川崎市の公式資料で指定避難所を調べるときは、次の手順が分かりやすいと思います。
川崎市公式サイト内にある「川崎市防災マップ」のページに指定避難所一覧のXLSXと、各区のPDFマップが掲載されています。
区別のPDFマップでは、各学校を避難所とする対象エリア(町丁)も確認できます。自宅や職場の住所と照らしてみましょう。
施設名と住所だけでも手元に残しておくと、いざというときに探す時間を減らせます。家族とも共有しておくと安心です。
一覧で確認できることと、まだ分からないこと
公式の一覧で現時点(令和7年4月1日現在)に確認できるのは、施設名・所在地・区の情報です。平時に指定されている施設のリストとして活用できます。
一方、次のような情報は固定の一覧からは分かりません。災害の種別によって使える施設が異なる場合や、施設の改修・一時停止などによって状況が変わる可能性があります。
- 現在その施設が開設されているかどうか
- 混雑しているかどうか
- 災害の種類ごとに使える施設かどうか
- 施設の改修や一時利用停止の有無
「一覧に載っている施設なら、いつでも入れる」とは限らないことは、頭の片隅に置いておくといいと思います。
災害時に開設状況を確認できる公式の情報源
実際に災害が起きたときに避難所が開設されているかどうかは、川崎市防災ポータルサイトでリアルタイムに確認できます。施設ごとに「開設中」「非開設」などの状況が表示される仕組みです。
| 確認手段 | 特徴 |
|---|---|
| 川崎市防災ポータルサイト | 施設ごとの開設状況をリアルタイムで確認できる |
| かわさき防災アプリ | スマホから避難所の情報を確認できる |
| ガイドマップかわさき | パソコン・スマホから防災マップが見られる |
| メールニュースかわさき | 避難情報などをメールで受け取れる |
| テレビのデータ放送 | スマホが使えない状況でも情報を取れる手段のひとつ |
わたし自身、スマホで調べることが多いので、防災アプリは事前に入れておくのが動きやすいと思っています。何かあってから探すのは、なかなか大変です。
区役所の危機管理担当に問い合わせる場合
施設の詳細や最新状況を直接確認したい場合は、各区役所の危機管理担当に電話で問い合わせることもできます。川崎市の公式ページに各区の電話番号が掲載されています。
「自宅の町丁がどの避難所の対象になるか分からない」という場合も、区役所に聞くのが確実です。防災マップのPDFには対象町丁が記載されていますが、地図を読み解くのに迷う部分もあるので、困ったときは担当窓口に確認するのがいちばん早いと思います。

区役所に聞くのが、一番確実で話が早いですよ
公式資料の更新日と確認のタイミングについて
川崎市が公開している指定避難所一覧や防災マップは、令和7年4月1日現在の情報です。施設の名称や指定状況は変わることがあるため、記事を読んだあとは公式ページで最新の資料を確認するようにしてください。
防災の情報は「今日時点では正しくても、来年には変わっている」ことがあります。年に一度くらい、防災マップや一覧を見直すタイミングを作っておくと安心です。
今日から自分の区の避難所を一か所確認しておく
まず一か所だけ、自分が住んでいる区の避難所の名前と場所を確認しておくだけでも、ずいぶん違います。川崎市防災マップのページから自分の区のPDFを開いて、施設名を一つメモしておくのが今日の一歩として無理がありません。
わたしも娘の学校が近所の避難所になっていることを確認してから、少しだけ気持ちが落ち着きました。「そこに行けばいい」という場所が一か所でも分かっているのは、やっぱり違うんですよね。
家族みんなで確認するのが理想ですが、まず自分だけでもさっと見ておくだけで十分なスタートになります。川崎市公式の防災マップページや防災ポータルサイトを、ぜひ一度のぞいてみてください。













